詰まりかけの時+もうひとつ

  • 2019.07.08 Monday
  • 09:29

まず、「ついうっかりぼんやり」先生からのお尋ねです。「『見えない』を体験する実験」はこちらです。でも、これを先生たちが読んでしまうと、決して体験できませんから園長先生や主任先生だけがお読みになってやり方をわかっていただき、そして、先生たちに向けて実施してください。もうひとつ、プールの監視がどれほど難しいかは、「プール活動、水遊びの安全」の一番下のゲーム(うわの空になる自分を体験するゲーム)でも体験していただけます。

 

さて、タナカ先生からいただいた質問です。

 3歳児が食材(スープの具材のえのきか、鶏肉の香味焼き)をのどに詰まらせた時に保育士がおこなった処置についての質問です。

 保育士は2名いました。児に「口を開けてごらん」を声をかけると児は開口し、大きな声で泣き続け、顔色が真っ赤だったとのこと。保育士は児の喉に白色の塊を発見、児の背中を叩いたところ、食べた物を全部吐いたとのことでした。吐いた食材が喉に詰まって窒息した事例がある、と伺ったので、今回のような場合、どのような処置が適切だったのでしょうか。赤十字社の指導教本によれば咳を促すことになりますが、その男児の母親は、男児が食材をよく詰まらせる、といいます。男児の口腔内の形状、機能、嚥下の機能等を診ていただく必要もあるでしょうか。
ーーー

 並木先生にいただいたお答えです(つまり、息はできている(泣いている)ようだがむせていない(咳をしていない)という場合は、息はできていても「自分で出す」反射ができていないのだから、頭を下げて背中をたたくということになるようです。ここで大事なのは、気道内異物除去の方法通り、「頭が下がった姿勢にする」という点でしょう。

(以下、お答え) 

 咳はしていない、むせていない、泣いている、ということでしたら、乳児の場合、のどに詰まっている以外の可能性も考えられます。たとえば、口の中にワカメなどがへばりついたなどの違和感です。これでも泣くことがありますので、口の中を確認すること(あわてて指をつっこんだりはせずに、落ち着いて口を開けさせ、中を見る)。

 

 お尋ねのケースは3歳児、顔を赤くして泣いていたということですので、まず呼吸はできています。でも、詰まっている(詰まりかけている)かもと思ったら、頭を低くして背中をたたきます。頭を下げていれば、たたいた時に吐いた食材が喉に詰まる危険性は低いと思います。数回たたいても取れなければ腹部突き上げです。

 

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