4人の先生から、計5つのお尋ねです

  • 2019.06.30 Sunday
  • 22:24

 まず、サボコ先生、下のスレッドに、コメントありがとうございます。まだ、お返事書いてません〜。ごめんなさい。はなまる先生、下の下のスレッドにコメントありがとうございます。そちらにお答えしました〜 (^^)

 

 続いて4人の先生方から。ひとつひとつお答えさせていただきます。

 

1)カナ先生からです。

 いつも沢山の情報ありがとうございます。気持ちが緩みかけてしまうことも…。しかし新たな情報やニュースに気を引き締める毎日です。

 朝の食べ物について、何を食べたか、どれだけ食べたか、は子どもの様子を考える指標の一つだと思います。アレルギーの遅発反応や運動誘発性アレルギーについても何時頃に何を食べたのか、は大切な情報です。★牛乳アレルギーで朝コーンフレークにかけて食べてきて軽く症状がでた★という経験があります。保護者の方は大したことない等と暢気でしたが、預かる側としてはドキドキしたまま、お迎えを待ちました。「軽い症状」というのがとても厄介だと思っています。こんな程度で、文句を言われてもお迎えをお願いしていますが・・・。遅発症状というのか、その時は発疹・発赤程度でも後ほど下痢症状が止まらない等ということもあります。事例を知るほどにコワさを感じる食物アレルギーです。

 

お答え:はい、おっしゃる通り、家で食べている食事(食材)の情報はきわめて重要です。だから、私はてっきり、以上児さんたちも食事の内容を書いてきているものだと思っていたのです(8−2の中にある「午前の脱水」の話ですよね?)。牛乳アレルギーでコーンフレークに牛乳かけるなんて、たとえ遅発型でも危険なんですが、なんでそういうことをするのか…。理解できません。

 でも、のんきに「牛乳を口にしました」と言ってくれるだけよいのかも。発症して「家では食べていません」「園でしょう?」だったら、冤罪になりかねませんから。そのうち、そういう事例が出てくるんじゃないかと危惧している今日この頃です。園と違って、家でできあいの惣菜や弁当を食べていたら、実際、何を摂取しているかなんて、保護者もわかっていない可能性がありますし。

 

 

2)アキ先生です。再投稿、ありがとうございます!

 お忙しいのにお手間を取らせて申し訳ありません。質問を簡潔にする訓練と思って、再度送らせていただきます(汗。)昨年12月より、先生のHPを参考にした気づきボードを導入して参りました。件数はかなり集まっています。職員の意識も変わってきているのを感じています。その中で、よりよい集計の方法を教えていただけないでしょうか? 現在、トラブル・非トラブルに分け、単純集計をしています。先生方がもっと書きたい!となるような集計方法があればご教授願います。宜しくお願いいたします。(先生の睡眠、お食事の時間を優先してご返答ください。全然急ぎませんので…ご自愛くださいね)

 

お答え:アキ先生、「件数がかなり集まっている」とのこと、ぜひ一部だけでも拝見させてください。「こういうふうに分けるんですよ〜」ということをお伝えしますから。この視点がわかると、がぜん、「気づき集め」(1−1)はおもしろくなります。あとでメールしますから、気づきの個人名の部分を全部消して、スキャンしておいてください。場所(クラス名)は残しておいてください。同じ場所で同じことが起きているというのは、非常に重要な情報なので。

 他の園の皆さんも、気づきが集まったらおっしゃってください。これは実際に集めたものをもとに分類して考えるのが、最も効果的ですので。

 

 

3)おおしろ先生からです。

 乳幼児の睡眠時の横向き寝について質問をさせていただきます。私たち保育園では睡眠時うつぶせ寝・横向きはあおむけにするようにと職員会議などで決めて実施をしていましたが。勤務している看護師が「乳児の睡眠時ミルクなどの嘔吐などがあった場合は横向きで寝ている場合が安全なので、あおむけ寝と横向き寝は両方いいのではないか? 医療の現場では右位と左位という医療用語もあるので、横向きは危険ではないです」との意見を頂きました。
 色々とネットなどで情報を収集してみましたが、医療現場を経験している看護師に意見を言われてしまい、困惑している状態です。掛札先生のお書きになったトピックを活用させて頂き園内研修を行っていますが、上記の件について掛札先生のご意見を頂きたくコメントを送らせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

 

お答え:まず、子どもを寝かしつける時の体位は「あおむけで」というのは、欧米でそもそも家庭向けの突然死予防の呼びかけ(Back to Sleep。このbackは「背中」という意味)として始まったということをご理解ください。家庭で子どもを寝かしつける場合、その後、保護者も眠るわけですから、睡眠チェックはできません。横向きにしていたら、その後、うつぶせになる確率が上がります。だから、「横向きでもダメで、とにかく周囲に何もない状態で、タオル等もかけずにあおむけに寝かせましょう」と言っているのです。そして、もちろんこれは自分で自由に寝返りが打てるようになるまでの赤ちゃんの話です。自分で寝返りが打てるようになれば、自分で横も向くでしょうし、うつぶせにもなるでしょう。でも、家庭の場合、亡くなるのはたいていが寝返りのできない0歳児なので、寝返り後に何か起きても、そこはしょうがないわけです(保護者が眠れなくなってしまいます)。

 保育園では、保育士が一緒に眠ってしまうわけではありませんから、逆に横向きでもよいのかもしれません(睡眠チェックを確実に、5分おきにしているのであれば)。けれども、東京都の監査ではすでに「横向きはダメ」と言われているのです。これは、上の「家庭向きのアドバイス」をうのみにしたもので、確かに道理には合わないかもしれません。ですが、監査で指摘されているという事実を考えると、お子さんが横向きで寝ていて亡くなった場合、保育者、園の責任を問われかねない、そういう意味で、私や並木先生は「横向きも原則、ダメ」とお伝えしているのです。

 「うちは東京都じゃない」…、でしたらぜひ、ご自身の自治体の保育課にお問い合わせになることをお勧めします。自治体の言質をとっておくのです。看護師さんが医療の現場でどのように学ぼうと、残念ながら、今、保育の現場で言われていることは違う場合があります。自分たちで判断せず、自治体にお尋ねになるほうがいいと思います。

 「嘔吐している時や咳き込んでいる時は横のほうがいいのでは」とおっしゃる方は多いのですが、米国国立研究所のサイトには、「あおむけにしたからといって誤嚥や嘔吐が増えるわけではない」と書かれています(こちらのページの下のほう、赤ちゃんのイラストの真上)。

 この点で私がいつも申し上げるのは、「嘔吐していたり、せきこんでいたりしたら、集団の中で寝かせず、先生の横に置いたり、職員室に寝かせたりして、5分どころではなく、こまめにチェックしますよね。だから、その時にその子が自分にとって楽な体位(うつぶせ以外)をとることは当然だと思います」です。

 

4)最後、とやと〜先生です。2点。

 1つは職場の残業についてです。普通勤務で17:15に終わるところ、18:30、19:00....大きな行事が近くなると20:00......21:00.........22:00ということもあります。もう疲れきっていて、日中に事故が起こらないことを祈るばかりです。昨年度末には、早番7:00(実際は6:30に出勤)から22:00まで働き、残業代は2時間でした。やる気がなくなります。
 2つ目は、子どもたちを怒鳴る保育士がいることです。気に入らない行動をする子どもは怒鳴られます。誰もいない遊戯室で怒鳴って、そのまま子どもをひとりで暗い遊戯室に残します。何か事故が起こったらどうなるのか不安です。子どもたちは怯えており、隣のクラスに逃げてきます。廊下からその保育士の声が聞こえると物陰に隠れます。怒鳴る保育士は、もしかしたらどこにでもいますか? どうしてあれほどまで怒鳴るのか。一度壊れた子どもの心を修復できるのか心配です。

お答え:1については、労働基準監督署に労働時間の実態を報告することをお勧めします。報告しなければ、組織の問題は何も変わりません。もちろん、「誰が報告したんだ!」ということにはなりますが、不満を持っている職員はたくさんいるのでしょうから、その点は問題になりません。

 報告しても自治体が動かないというケースもあります、「職員で上司と話をしろ」と言われて終わり、というケースもあります。その場合、自治体に伝えた上で、不満を持っている先生方で一斉離職することを常に私はお勧めしています。そのような園は子どもにとっても保護者にとっても職員にとっても悪い園です(安全の側面だけでなく)。集団離職する日に、玄関に理由を書いた紙を貼るなり、保護者に配るなりしてください。マスコミは「一斉離職なんて!」と書き立てていますが、それは保育者のわがままではない、ということがそろそろ理解されつつあります。今なら、(よほどの過疎地でない限り)仕事はあります。たとえば、NPOの今年のニュースページで、「沖縄県読谷村」と検索すると、離職→保育園設立のニュースが出てきます。

 2については、その先生の音声を録音し、SNSのアカウント(適当に作ってください)で公開することをお勧めします。たとえば、NPOサイトの今年のニュースで、「SNS」で検索すると小倉で録画して投稿した事例、「録音」で検索すると熊本で録音して証拠として使った事例が出てきます。その保育士が運営者の親族だったりすると、運営者に言っても聞かないでしょう(この手のケースは山ほど聞きます)し、自治体も動かないでしょうから、最後の手段は「公表する」です。

 1も2も、いずれの方法も難しいことはわかっています。でも、運営側がそのような事態を放置していて、先生方が「これでは子どもにとってよくない」と思うのであれば、園を存続させることに加担するべきではありません。重大事故や職員の自殺、過労死といった事態に至った時、「なぜ、私たちは声をあげなかったのか」と後悔するだけですから…。

コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2019/07/01 8:38 PM
とやと〜先生、時期的にちょっと大丈夫かな?だったので、お名前かえてしまいました。(下の)コメント、いただきました。ありがとうございます!
ーーー
先生、残業と怒鳴る保育士の2点に早速のお返事をありがとうございました。先生のおっしゃるとおり、どちらも簡単なことではないですが、今までずっと小さい声で不満を言ってきたこと、これでは改善していかないと気づきました。本当に子どもたちが生き生きと過ごせる保育園になっていくために、動いていかなくてはならないことだと思います。戦いにならないよう、大人な対応を考えていきたいと思います。お忙しいところ、一緒に考えていただきありがとうございました。
ーーー
はい、「おとなな対応」にはいまどき、ネット公開とか、けっこうキツイ方法も含まれます(苦笑)。でも、「働いている人がそんな画像を公開するなんてひどい」という話にはなっていません。ひどい状態を表に出すほうがずっと大事です!
  • かけふだいつみ
  • 2019/07/08 9:27 AM
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