保育園看護師の立ち位置について。冷房設定温度

  • 2018.08.08 Wednesday
  • 22:01

猛暑の中、毎日のように外でプールをしている保育園がまだ多数あるようで、頭を抱えているかけふだです。暑さを保護者が心配してプールカードをバツにしたのに、「体調がよさそうだったので入れました!」という例も…。いやはや…。

 

0)下の「行事の3日前に中止を決定」にもコメントをいただきました。

 

1)先日お尋ねいただいた「次亜塩素酸ではなく、キッチンハイターによる嘔吐物の処理等」については、少々お待ちください。あ、どなたでも書いてください! 園の場合、次亜塩素酸ではなく、キッチンハイターでもよいのでしょうか? 泡キッチンハイターはダメというのは、ここにありますが…。

 

2)うみ先生からお尋ねです。

---

冷房の設定温度について質問があります。
当園は、シャワーの後、部屋のエアコンは付けておらず、扇風機だけで正直暑いです。前の園長の教えでそうなっているのですが…。設定温度を上げて付けていても問題はないでしょうか。子どもにとってのシャワーの後の快適空間がわからなくなってしまいました…。

---

「熱中症」特集のあちこちに書いた通りですが、室温が30度よりもずっと上回っていたら、人間の生存に適した環境ではありません(保育室の中は湿度も高いですし)。ぜひ、室温を測ってください。「シャワーの後に冷たい部屋に入ったら…」というご心配なのだと思いますから、室温を29〜30度にして(設定温度ではなく測定した室温)おいて、その後、28度にしてはいかがでしょうか。ただ、「熱中症」特集にも書きましたが、室温を28度にしたら、動きまわっている先生たちには暑いと感じられると思います。扇風機やサーキュレーターを使って、冷気が下にたまらないよう、なおかつ先生たちが涼しく感じられるようにしてはいかがでしょうか。

 どなたか、シャワー後の室温について、「こういうふうにしているよ!」を教えてくださいませ。

 

3)保育園における看護師さんの立ち位置について、R先生からお尋ねをいただきました。はい! 園長先生、保育園看護師の皆さん、どうぞ、ご意見、体験、アドバイスをお願いいたします!!

----

保育園看護師になってまだ数年です。

乳児クラスの担任に、この猛暑の中、遮光テントはあっても裸足では危険!と火傷についての文献をふまえて話しましたが、「現場をわからないのに理想ばかりいわないでほしい」。
また、睡眠チェックについても「仰向けにしたら子どもが起きる。私たちの連絡帳を書くのも大事な仕事。看護師にはわからない」との返事でした。
園長には報告しましたが…。子ども達の為、間違った考え方に負けるつもりはありませんが長い道のりになりそうです。このようなベテラン保育者の方たちには、どのように伝えていけばいいのでしょうか?

 

「〜忘れ」の気づきを活かす

  • 2018.08.02 Thursday
  • 11:34

 カラー先生からのお尋ねです。

----

 何年か前に浜松で受け、先日、中野でも研修を受けさせていただき、改めて実行していきたいとエネルギーをいただきました。

 

 気づき、を大切にしていこうと思っていたところ、園舎裏口の外の電灯がついたままになっていたのを、今朝パートの先生が見つけてくれました。子どもに直接関わらないことですが、気づきとして大切にする意味で共有する必要性はあると感じヒヤリハットに記入しようかと思ったのですが、それはヒヤリハットにはならない、と判断する意見があり、困惑したところです。

 

 分けて記録する方がいいのでしょうか?小さなことですが、、よろしくお願いいたします。

----

 

 ありがとうございます。大事な気づきです! 「日常の気づきを深刻な結果の予防に活かす」のシートだと9番になります。シートの0番の最後に例が載っています。

 この事例は「たかが電灯の消し忘れ」かもしれませんが、同じような「〜忘れ」や「〜ぱなし」を人間は実によくします。USB、カメラ、児童票、ドアの鍵、ガスの元栓、窓の鍵…。どれも「たかが」ではありませんよね。だから、カラー先生の園の定義ではこの事例、「ヒヤリハット」ではないにしても「気づき」として共有する必要があります。

 そして、このような「気づき」は本人が反省しても意味がなく、本人を責めても意味がありません。誰しもがすることだからです。反省や追及ではなく、「気づいてくれてありがとう!」と言い、「園として、どうしたらこういう『〜忘れ』や『〜ぱなし』を予防できるシステムを作れるだろう」と知恵を出し合ってください。一人ひとりの「気をつける」じゃ限界があるんです、人間の脳には。もちろん、電灯ならいいけど、ガスの元栓ではダメ、かもしれない。でも、消し忘れ、閉め忘れを予防するシステム、誰かが忘れたとしても、他の誰かが早く気付けるシステムをつくる、という意味では同じです。「電灯だからいい」と言って無視したら、同じように「消し忘れる」ガスの元栓で命を落とすかもしれないのです。

 

 …と、この私のコメントと上のリンクで説明してみていただけませんか? 結果をお待ちしています (^^)

 

かけふだいつみ

「適性を欠く職員」の周囲がつぶれる

  • 2018.07.04 Wednesday
  • 19:19

ゆきこ先生からのお尋ねです。

 

ーーーー

 

『保育者のための心の仕組みを知る本』を読みました。保育士を25年以上していますが、本当にストレスを抱え込んでしまう職種だと思います。私が仕事を始めたころは、ストレスはありましたが、職場の先輩たちとのたわいないコミュニケーションの中で、本に書いてあったような“受け止めては流す”が自然にできていたように思いました。でも、今は業務が多いこと、個人を大切にする雰囲気の中でストレスは自分で減少させるかやる気のスイッチとして切り替えていくしかないように思いました。子どもたちって不思議、すごい、パワーあるなど思って保育士をしている若い人たちが、ストレスに押しつぶされないように陰ながら応援しています。


一つ、気になることがあり質問です。この本の解説の中、「*25」に保育者の適性を欠く人を保育現場に入れることは、周囲の職員の疲弊を招きます。そして、子ども一人ひとりをみた関わりができない保育者は、保育の質どころか、子どもの命を守ることもできません、とあります。私はまったくその通りだと考えます。どうしてこうなってしまうのか、背景はその続きに書いてあり、悪循環というか、浅はかというか、なんとかして〜と叫びたいぐらいです。

 

で、質問ですが、私も以前関わる中で適正に欠けている人と仕事をし、まわりの方がおかしくなってしまいました。そういう人は、気が付いていないというか、気にしていないのか、助言をすれば、非難されたと攻撃してくるため、何も言えません。本人もそういった自信のない中で仕事をしても楽しくないと思います。なにか、他に合っている仕事をした方がいいのではないかと思います。それに気が付いてもらえる方法はありませんでしょうか?なにか、アドバイスをいただけるとありがたいです。

 

ーーー

 

保育者の適性の話は、「3000万語の格差」サイトに書きますが(なんとか、夏には)、明らかに欠く人がいます。もう、適性を欠く人がいない園を探すほうが難しいんじゃないかと思うくらい。皆さん、同じように悩んでらっしゃいます。

 

まず。本人はほぼ気づきません。「自分も育たなきゃ」と思っているなら、(なんの仕事であれ)なんとかなるかもしれません。でも、「自分は問題なし」と思っている人では無理。保育も安全も「自分はこれでOK」と思っている人は最悪。でも、本人は気づかない。それによってまわりがつぶれてしまう。

 

じゃあ、どうするか。私が「最後の手段」と言っているのは、「その人によってまわりがつぶれないよう、そちらのケアをしっかりすること」です。民間園であっても、職員を辞めさせることは容易ではありませんから、そこはしかたない、はっきり言って「あの人がいい職員だとは私たちは思っていない。でも、どう働きかけても変わらないから、反面教師として使っていこう」と見方を変えることです。

 

もうひとつ、その職員の子どもに対する言動や行動が悪い場合には、「保護者が言っている」という伝え方をすることです。本当に保護者が「あの先生はちょっと…」と言ってくることも多々あります。まだ言われていなくても、早晩、言われるでしょう。だから、誰からとは決して言わず、「保護者の人が『あのクラスの先生、言い方(子どもとの関わり)が怖いね』って言ってたよ」と。「そんなことないです」「私(僕)、ちゃんとできてます」と言われたら、「いや、あなたがどう思っているかじゃなくて、現実、そういうふうに言われているわけだから」と。

 

自分の言動や行動を意識できない人が保育をしては、本来、いけないのです。でも、現実、それをできない人がたくさんいる。それだけは事実です。

 

いかがでしょうか? 皆さん、ご意見をお聞かせください。

「なぜ」と「どうすればいい」を伝えてください

  • 2017.06.19 Monday
  • 23:11

にじいろ先生からコメントをいただきました。今、あちこちでお話ししていることで、近いうちにNPOサイトの「コミュニケーションに関するトピックス」にも書きますが、まずは、コメントをいただいたので…。私のお答えは、いただいたコメントの下に書きます。

 

----にじいろ先生のコメント----

私は、まだ保育士になって三ヶ月しかたってないので、先生がお話しされた一年目とベテランの先生のお話を聞いた時に、とても心が楽になりました。いつも担任の先生やパートの先生に注意されても、「なぜ?」と思うことがたくさんあり、今一番のなやみでした。担任の先生やパートの先生にどうしてだめなのかを聞いても答えてくれない時が多いので、先生の本を参考にしたいとおもいます。そして自分が先輩になった時には、どうしてだめなのかを実践して伝えてあげたいと思います。また、機会があれば先生のお話、聞きたいと思います。

 

------

にじいろ先生、ありがとうございます。保育について「そうじゃないよ」と言われたら、「ごめんなさい、わからないので、どうすればいいのか教えてください」と明るく、やわらかく伝えてください。暗く、平坦な言い方ではなく、明るく、やわらかく。そして、「こうだよ」と教えてもらったら、あるいはやってみせてもらえたら、「ありがとうございます、やってみます!」です。一度でできなくて当たり前。「先生、試してみたんですけど、先生みたいにうまくいきません…」と尋ねてましょう。「お願いします」と「ありがとうございます」がしっかり言えていれば、人は教えてくれるものです。

 

さて。保育というのは、知識と技術も必要ですが、「からだでできるようになっていくこと」がずいぶんと多いので(それ自体が保育の楽しさ、すばらしさ、難しさだと思います)、他人の保育を見ていて「そうじゃないよ」と思っても、「なぜ」「どうすれば」が言えないことも多いのです。

 

でも、人間は「ダメ」「違うよ」「なんでできないの!」では、絶対に育ちません。特に今のような保育状況(子ども、保護者、保育士すべてが、たとえば10年前と比べても違います。30年前と比べたら大違い)では、以前のように学びに時間をかけていられません。ただでさえ、保育現場はあわただしくなっています。ですから、先輩の皆さん(先輩とは、「年齢がひとつ上」でも先輩です。この文化は年齢文化なので、正規・非正規よりも年齢のほうが勝ちがちです)、「ダメ」「違うよ」「なんでできないの!」だけではなく、「なぜ違うのか」「どうしてみたらいいのか」を伝えてください。

 

でも、ここでまた保育の楽しさ、すばらしさ、難しさが登場します。「できるけど、説明できない」という保育士さんもいるのです。でも! 保育には「やってみせる」という強みがあります。「ダメ」「違う」と言える以上、あなた(先輩)は「できるはず」、だから、「なぜ」「どうすれば」を口で言えなくても、「こうするんだよ、見ててね」「ほら、ここをこうしてごらん」と、行動で見せてください。それでいいのです。自分ではうまく抱っこできなかった赤ちゃんを、先輩がそっと抱っこするのを見たら、後輩は「すごいなあ」と思うでしょう。それが保育の引き出しの増やし方のひとつです。

 

ただしここでひとつ…。教えた側は、自分が言った通りに後輩ができていなくても、「なんで私が言ったみたいにできないの!」「どうして教えた通りにできないの!」は言ってはダメです。これは明後日出る新刊にも書きましたが、保育は「個人の性格の上に引き出しが増えていく、芸術的な職人芸」、つまり、あなたに合う引き出しが他の先生全員に合うわけではないのです。A先生の方法からこの部分、B先生の方法からこの部分…、自分に合った、自分の目の前の子どもに合った引き出しを増やしていくのが保育だと私は思います。

 

いかがでしょうか? この話題の周辺にあることは、明後日出る新刊をお読み(ご覧)くださいませ (^^)

 

かけふだ

先輩とのコミュニケーション:皆さんのアドバイスが必要です!!!

  • 2016.05.15 Sunday
  • 17:01
皆さま、

さて! 皆さんのアドバイスが必要です!!!! 絶対、皆さん、同じようなことで困っている、困っていた、乗り越えてきた…はずですから。
要約します。

・保育士2年目の先生。すでにかなり疲れていらっしゃいます。
・3歳児クラス24名を2人担人。グレーゾーンのお子さんもいる。
・もう一人の先生は、ン十年のベテラン、穏やかな人。でも、「そのペアの先生との保育観がなかなか合わず(掴めず)、だんだんストレスになってきました」とのこと。
・活発な子が多くて、「常に誰かしら廊下を走り回っている・鍵を開けてテラスを走っている・ロッカーの上に登る(!!)などなど、運動神経抜群」。ベテランの先生は、「やめなよ〜」とニコニコして終わるので、子どもたちが言うことを聞かない。結果的にこの先生が怒り役になってしまい、「余裕が全くないんです。本当に、感情的に怒ってしまったり…」とおっしゃっています。

★まずひとつ★ さて、皆さん、私は保育者ではないのでここはわからないのですが、こういうお子さんたち、どこにでもいますよね。どうしたらいいのでしょう? 

で、続きます。ここからは、かなり元のコメントのままです。

先日。クラスの掲示板に「保護者の方へ。毎日、着替え一式を個人のロッカーに用意してください」と紙が貼られていることに気づきました。先生に「これ、何ですか?」と尋ねると、「新入児は着替えの用意できないみたいだから、親に頼もうと思って。ダメだった?」

ダメも何も、もう掲示しちゃってるじゃん! できる子達をできない子に合わせる意味って?何もできない、やらない子供達を育てたいの? 色んな事が頭に浮かびましたが、咄嗟に言えませんでした。何より、「2年目だから、相談しなくていいと思われたのかな?」と思い、チームワークをしていく意志が完全になくなりました。

これから1年間、どう保育観を擦り合わせていけばいいか分かりません。先輩保育士とのコミュニケーションの取り方をどうか教えてください。

★ということで、後半も後半で、皆さん、お願いしますっ!!★ 
うーん。私だったら、「○○先生、まだまだ経験は浅いですけど、私も担任なので一緒に考えさせてください。お願いします」と穏やかに言うかなあと。相手の先生が穏やかなら大丈夫ではないかしらと。ロッカーに用意してもらう件は…。新入児の保護者にだけ頼むというわけにはいかないのかしらん。年度初めは本当に大変でしょうし。でも、すでにできる在園児さんを後戻りさせる必要はないから…。わからない! 皆さん、お願いします!!

園内のコミュニケーションで困っていたら…

  • 2015.06.30 Tuesday
  • 20:37
 研修をしていると、園内コミュニケーションや保護者コミュニケーションの質問をたくさんいただきます。

 ひとつひとつお答えしてきたのですが、どの質問もあちこちで聞くことばかり。ならば共有するのが一番!と、このスレッドを立てました。質問がおありでしたら、いつでも書き込んでください!(お聞きしている事例を、私も書いていきます) もちろんニックネームでかまいません (^^) 

 あ、園の名前や個人を特定できる情報は避けてくださいね。誹謗中傷と思われる投稿は掲載しませんので。


 

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM