「呼吸停止・異常に気づいた! 生き返った!」を教えてください

  • 2016.09.12 Monday
  • 09:43

皆さま、

 

この半月の間に、「睡眠中に異常(呼吸停止など)に気づき、すぐに対応して生き返った」という事例を2つ聞きました。「そうか!」と思ったので、緊急・最重要のお願いです。睡眠中、プール活動中、その他の活動中の、このような事例を教えてください。

 

深刻事故予防のひとつの課題は、「結果は『最悪が起こらないこと』だから、予防行動をしていても成果が見えにくい」点です。でも、睡眠中やプール活動中等の時は、「異常な状態の子どもに早く気づくための行動」もしているわけですから、命を救うこともできているはずなのです(そのままにしておいて死亡したかどうかは実のところわからないのですが、そんなことはどうでもいい!ですよね)。

 

早く気づいて対応したけれども亡くなってしまった、という事例もあります。でも、今はとにかく、「睡眠チェックをしてください」「プールの監視をしてください」、なぜなら早期発見によって実際生き返っているお子さんもいるからです、と伝えていきたい。伝えていかなければいけないのです。「睡眠中、それもけいれんや窒息等が一切なくて呼吸をしていない」「水の中で沈んでいた」という事例が一番大切なのですが、それ以外のケースでも!

 

よろしくお願いいたします。まわりの先生たちにも聞いてください。コメントに書いていただきたいのは、次の情報(だけ)です。コメントを書いた方は、ご自身のニックネームだけ入力してください。

 

1)起きた年(なくてもよいですけど、できる限り書いてください)

2)都道府県(これも、できる限り書いてください。1と2は複数の方から報告されているかもしれない事例を考慮に入れるためです)

3)そのお子さんの年齢(乳児だけでなく、幼児でも)

4)どうして(どうやって)異常に気づいた?

5)何をした?(救急要請、心肺蘇生など)

6)その他なんでも(気づいた時の子どもの様子、あなたの気持ち等)

 

よろしくお願いいたします。「救えた!」情報を流すことで、次の死亡を防ぐことができるかもしれません(防ぎたいと思います)。

 

掛札

睡眠チェックについて:中村徳子先生からのコメント

  • 2015.10.06 Tuesday
  • 21:13
中村徳子先生からコメントをいただきましたので、下に掲載します。
次のリンク先の情報もお役立てください(どちらも「役立つリンク」に置いてあります)。
・突然死予防研修プログラム
http://firstaid.kids.coocan.jp/02_kosyuinfo.html
・中村先生のサイト
http://mommy-sids.com/

-------

ご質問
2、睡眠時の呼吸チェックの時間間隔
勤務園では0・1・2歳児は15分間ですが、0歳児は5分毎、10分毎など情報がいろいろです。チェック時間の根拠となる文献がありましたらご紹介ください。

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ご質問を有り難うございます。またお返事が遅くなりまして申し訳ございません。

保育現場のこととして書かせて頂きます。
チェック時間について、保育者の皆様へは1997年からHP、保育者研修などでお伝えさせて頂くようになりました。
保育の中で、実施可能な睡眠中の定期確認の最短時間の「5分」は、1998年に私の園で、チェック表無しで試験的に実施、確認できた時間です。(保育施設で、確認される際の目安となる時間が必要と思い、乳児、1歳児、2歳児の時間や確認方法などお伝えさせて頂いております)

確認時間は「お子様の人数」「保育室の大きさ」や、確認するまでの「動線」などによっても変わります。あわせて、チェック表に記載する時間もかかりますので、それらの状況により時間は変わる場合もあります。

そのため、それぞれの保育施設で「毎日確実に継続実施できる最短時間」を見つけられますよう、その方法もあわせて、お伝えさせて頂いております。(時間を短くすることばかりに目が向けられることによって、確認の仕方がおろそかになってはならないと思っております)

睡眠チェックで大切なことは、日々継続していくことです。それがお子様の健やかな保育にもつながりますし、チェック表の信頼にもつながります。

確認方法は、お子様に優しく触れることで、短時間で「呼吸確認」と、刺激による予防もあわせて実施できます。お子様が仰向け寝、横向き寝、うつぶせ寝でも口鼻が閉塞していない、お顔が横に向いているときも注意が必要です。また、目視のみの確認はお子様の異常に気づくことが難しいため、おすすめしておりません。

睡眠チェック表の利用は、ご存知のように数年前、保育所保育指針に記載されましたが、何分毎に確認しなさいという通達は、国から出されておりませんので、確認時間の決まりはありません。

その中で、全国の多くの保育者の皆様が、時間を決められ、日々懸命に取り組んでされておられますことに頭が下がります。近年、各地の自治体保育担当課でも、管内の保育施設へ独自に睡眠チェック時間を決められ推奨されておられることが少なくないように思います。

このように保育現場、保育行政がともにお子様の命を守るために取組まれておられますことは、当時予想もしておりませんでしたので、睡眠チェックの普及に携わらせて頂いた一人として、とても嬉しく思っております。

なお、夜間保育時や、不安を感じられます場合は、呼吸モニターの併用も有用と思っております。ただしモニターのみに頼るのではなく、保育者による定期的な睡眠確認を継続実施された上での使用が前提と思っております。

ご参考:呼吸モニター
「ベビーブレスN」日本ルフト(株) (呼吸状態の記録ができます)
http://www.nihon-rufuto.com/medical/BabyBreath/BB.html
(保育事例の波形より、呼吸停止時の音による呼吸復活が確認されておりますので、刺激による予防効果を改めて実感させて頂きました)

睡眠チェックは、SIDSをはじめ睡眠中の呼吸停止予防だけではなく、お子様の突然の事故予防や、けいれん、嘔吐、発熱など、体調急変時のいち早い発見、また確認時にお子様が汗をかいておられましたたら室温調整、かけ布団を減らすなど、さらにきめ細やかな対応もできますので、お子様の一層の健やかな保育にもつながります。あわせて、チェック表を使うことは、睡眠チェックに取り組まれる保育者自身の意識もさらに高くなる利点もあります。

言葉足らずもございますが、以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

中村徳子
 

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